運輸安全マネジメントに関する取り組み
三山観光バス株式会社では、「運輸安全マネジメント」に基づき全従業員が一丸となり輸送の安全確保に向けて取り組んでまいります。
1、輸送の安全に関する基本的な方針
安全方針
(1) 社長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを認識し、社内において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たしてまいります。また、事業所における安全に関する声に耳を傾けるなど現事業部の状況を十分踏まえつつ、社員に対して安全の確保がもっとも重要であるという意識を徹底させます。(2) 当社は輸送の安全に関する計画(Plan)の策定、実行(Do)、チェック(Check)、改善(Action)[PDCA]を実施し輸送の安全の向上に努めて参ります。また輸送の安全に関する情報は社内に掲示し来客者に公表致します。
2、輸送の安全に関する目標及び達成状況
当社では、輸送の安全目標として、自己減件目標を設定し目標達成に努めております。2020年度の達成状況及び2021年度の目標は次の通りです。
| 安全目標 | 2020年度目標 | 達成状況 |
|---|---|---|
| 重大事故 | 0件 | 0件 |
| 後退運転時の事故 | 0件 | 0件 |
| 健康起因の事故 | 0件 | 0件 |
| 車庫内の事故 | 0件 | 0件 |
| 車両故障 | 0件 | 0件 |
| 2021年度目標 |
|---|
| 0件 |
| 0件 |
| 0件 |
| 0件 |
| 0件 |
4、輸送に安全のために講じた措置及び講じようとする措置
会議
「事故防止対策委員会」年に１回、安全統括管理者が主催し、安全に係る課題の摘出その対応策の策定と進捗に関する話し合いをします。
「安全目標・安全重点施策決定会議」
毎年８月、次年度に向けての安全管理規定の変更や安全方針の見直しを行い、この決定内容に基づき安全重点施策を制定します。
設備投資等
2020年度の「輸送の安全に関する投資」の主な実績は下記の通りです。
1、車両整備・機材類
整備工場による定期点検・コロナ対策（仕切版）
2、教育・指導に関する費用
適正診断・外部教育等
3、健康管理に関する費用
定期健康診断等・コロナ対策（マスク、消毒液等）
2021年度の「輸送の安全に関する投資」の主な内容は下記の通りです。
1、車両整備・機材類
整備工場による定期点検・タイヤ交換・デジタコ・ドライブレコーダー
2、教育・指導に関する費用
適正診断・外部教育等
3、健康管理に関する費用
定期健康診断等・コロナ対策・インフルエンザ予防等
安全運動
- 春の全国交通安全運動(4月)
- 夏の全国交通安全運動(7月)
- 秋の全国交通安全運動(9月)
- 冬の全国交通安全運動(12月)
- 年末年輸送安全総点検(12月、1月）
その他
- 日本バス協会貸切バス安全性評価認定(2019年度二つ星認定)
6、輸送の安全に関する教育及び研修の実施状況
(1) 運行管理者は2年に1回、運行管理者一般講習を受講しています。
(2) 整備管理者は2年に1回、整備管理者講習を受講しています。
(3) 外部機関が開催する運行管理講習や安全マネジメントセミナーなどに積極的に参加しています。
(4) 運転適正診断やドライブレコーダーを活用した教育を実施。
(5) 全運転者に対して行う指導及び監督の指針に基づき、全乗務員に対して集合教育を実施しています
2021年10月に内部監査を実施したところ安全管理体制や安全への取組について適合性及び有効性に関し、概ね適正であることが確認されました。
貸切バス事業者安全性評価認定制度について
貸切バスは、観光バスとしてのサービスのほか、団体輸送、イベント輸送等様々なニーズに対応する輸送サービスとして国民に広く利用されており、良質なサービスの提供が今後とも期待されています。
しかし、利用者や旅行会社にとっては、利用しようとする個々の貸切バス事業者が安全性の確保のための取り組みを適切に行っているか否かを判断することは難しいことから、安全性が十分に考慮されないまま利用する事業者が選択される場合があります。
貸切バス事業者安全性評価認定制度は、日本バス協会において、貸切バス事業者からの申請に基づき安全性や安全の確保に向けた取組状況について評価認定を行い、これを公表するもので、平成23年度から運用を開始しました。
これにより、利用者や旅行会社がより安全性の高い貸切バス事業者を選択しやすくするとともに、本制度の実施を通じ、貸切バス事業者の安全性の確保に向けた意識の向上や取り組みの促進を図り、より安全な貸切バスサービスの提供に寄与することを目的としています。
